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LINEミニアプリ3.3万件突破、月間利用者2,900万人に

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3.3万件突破、LINEの3人に1人が利用

スシローの順番待ち受付、ゴンチャのモバイルオーダー——あなたもLINEでこういったサービスを使ったことがあるかもしれない。
アプリを別途ダウンロードしなくても、LINEを開くだけで予約・注文・会員証の提示ができる仕組みを「LINEミニアプリ」という。

LINEヤフーが5月25日、法人向けイベント「Hello Friends! with LINEヤフー」で発表した数字がある。
LINEミニアプリの累計サービス数は、2026年5月時点で3万3,000件を突破した。
月に一度でも使っているユーザーは約2,900万人——日本のLINEユーザーのおおよそ3人に1人が毎月何らかのミニアプリに触れている計算になる。

驚かされるのは、増え方のペースだ。
半年前の2025年9月ごろと比べると、サービス件数は5,000件以上の純増。
2020年のサービス開始から6年、ここに来て成長が一気に加速した形だ。

半年で5,000件増えた背景

これほど急に増えたのは、偶然ではない。
「作りやすくなった」「見つけてもらいやすくなった」「できることが増えた」——2024年後半から2026年にかけて、こうした変化が立て続けに起きた。

審査なしで即日公開が可能に

かつてLINEミニアプリを公開するには、LINEヤフーによる事前審査を通過しなければならなかった。
審査には時間がかかり、小さな店や個人事業者には参入のハードルが高かった。

それが2024年11月から変わった。
審査なしでもその日のうちに公開できる「未認証ミニアプリ」という仕組みが導入されたのだ。
個人店・中小規模の事業者まで一気に参入が進み、件数の急増を牽引した。

「ミニアプリタブ」で目に触れやすく

2026年3月、LINEアプリ内の「ウォレット」タブが「ミニアプリ」タブへと刷新された。
毎月約4,700万人が開く画面に、ミニアプリが並ぶようになった。

ユーザーが意識しなくてもミニアプリに出会いやすくなった。
事業者にとっては「見つけてもらえる場所」が確保されたことを意味する。

AIが接客、決済まで完結

できることも増えた。

Agent i(エージェント・アイ)」と呼ばれるAIチャット接客機能が加わった。
たとえば「空席はありますか」「予約できますか」——LINEのチャットにこう打ち込むと、AIが即座に返答し、そのまま予約まで完結させることもできる。スタッフを介さずに24時間対応が可能で、問い合わせから予約まで一気にこなせる窓口として広がっている。

さらに2025年にはアプリ内でそのまま決済が完了する課金機能も追加された。
ユーザーがLINEを離れることなく商品やサービスの購入まで完結できるようになり、「予約ツール」や「会員証」の域を超えた。販売・接客・決済まで一気通貫でこなせる存在へと変わりつつある。

スマホをかざすだけ——「LINEタッチ」

NFC(スマホをかざすだけで読み取る技術)を使った「LINEタッチ」も提供が始まった。
店頭のICタグにスマホを近づけるだけでミニアプリが起動する仕組みで、サービス開始から半年で利用回数は100万回を突破。導入企業・店舗は2,000社超に達している。
QRコードを読み取る手間すら省いた仕組みが、全国の店頭に静かに広がっている。

あなたのLINEにも変化が来る

これらの変化は、すでにあなたのLINEにも届き始めている。
クリニックの受付、美容室の予約、飲食店での注文——気づけば、LINEで済ませることが一つずつ増えている。

「LINEで予約できます」「LINEで注文できます」という案内を、街の中で目にする機会は確実に増えていく。
LINEで何かを頼む・予約する・支払う体験が、これからもっと日常に溶け込んでいく。

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